蘇生

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朝の5時、わたしのベッド上からの景色。


眠れなくなってから何回この景色を見るようになっただろうか。うーん。


最近はそれでも睡眠導入剤を飲まずに寝ることも多くなった。今日は最近診察に行くことができなかったため、薬がなくいつもの半分しか飲めなかった。そのせいか、1時間だけ寝て、起きた。そこから今に至る。


どうせ起きていて暇だから忘れないうちになんか書いとくか、と思ったんで書きます。


実は実は昨日、正確には20日で休職期間が終わった。8月の21日から丸々1ヶ月お休みを貰った。

わたしはこの1ヶ月、特になにをしていたわけでもなく、どちらかというと1日の大半をベッドで過ごすことが多く、とにかく一日中寝ていた。夜は大体青空と電話していた。

不思議なことに寝れないくせに、一度寝たら20時間ほど寝てしまう時もあった。


だから、夜起きてふとケータイをみると、たくさん友人から連絡が来ていて、夜から出かけることもあった。

外に出るのはめんどくさかったけど、家を出るといくらか楽になる気もするから、それはそれで楽しかった。


あとは、休職してからすぐくらいに、大阪に彼氏に会いにもあった。つくづく恋愛体質だなと思う。そしてそこで、みどりの家に3泊4日もした。基本みどりの家では寝ていた。だけど最高に心地よかった。

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思い立って急に決めたけど、リフレッシュもできたし、久しぶりに会いたい人に会えて、行ってよかったなと思ってる。


あとは同期とも会っていた。病棟だけじゃなくって他の病棟の同期も。連絡くれることがありがたいのな。まりなは元気ですよ。


あとは大学の友達とも卒業以来に会った。相変わらず、みんな自分を生きてて見ていて気持ちよかった。そして、悩んでいることもまた、同じだったね。そんなもんだよね。また、会いたいな。

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書いていて意外と遊んでるな、と思った。

楽しいニート生活だった。




そしてそして、休職してからあっさりとすぐ思ったのは転職。

まだ就職して4.5ヶ月のこの時期。忍耐力がない、継続することこそ力なり、とおもっていたが、自分の事となるとそうも思っていられない。

金は欲しい、だがこの職は続けられない。そう思ったら、もう転職の道しか残されてない。

生きて行くために働く、だけど楽しんで働ける仕事がいい。

でも大学4年間で学んだのは看護だけ。なんとも狭い視野だ。どうしようか。

少し迷ったが、閃いたのはもう一度学校へ行きたい、他分野を学んでみたい、という気持ち。

思い立ったら即行動が、わたしの良いところ。先日合格が決まり、来月から少しの期間だけど、がんばっていってみます。


そして、生きていくためには働かなければならぬ。ということで、仕事もまた始める。

このときばかりは看護師の資格があってよかった、と心から思った。正直、仕事に困らない。

だから、10月からは二足のわらじで頑張って行くのだ。




この休職期間、思ったのはわたしは人に恵まれすぎている、ということ。

休職をして、心配してくれる人もたくさん。

転職のことを怒らず、勧めてくれる人もたくさん。

不思議と、休職してからふと疎遠になってた人たちからラインが来ることもあった。タイミングってすごいな。


この1ヶ月、助けてくれたみんなには、感謝の気持ちで頭が上がらない。ほんとにありがとう。


だから、また元気なわたしになって、バカなことをやって、いじられて、楽しく生きていきたい。

今は、今に感謝して、ただ楽しく生きていきたい。




この気持ちを忘れずにいけますように。

23歳まであと1週間の、決断。


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ラプソディーインブルー

薬を飲んで書き始めから寝るまでの間、しっかりと記憶をなくしている。

そのわりには割りと頭は冴えていて、やっていいことと悪いことの割り切りは付いていて。

ただ、ふわふわと、ツイッターやラインのやりとりを行うことの方が多い。喋っていても途中からふわふわな感じにはなってるらしいが。

わたしはこの記憶がない時間で睡眠に入りそうな期間のことをドロドロ期と呼んでいる。何を言ってるのかわからなくなり、しどろもどろになって最終的には寝るらしい。


薬の効きはじめは、なんか味覚というか、嚥下感覚に違和感があるところから始まる。そのあとはふわふわする感じ。目が焦点合わなくなり、ベッドに倒れこむ感じな。


強制的に薬で睡眠を誘う感じ。でもこれが意外と気持ちいい。

周りが別の世界というか夢の中に感じる。音楽聴いてると、その音楽の世界感に引き込まれるあの感じ、感覚。少し気持ちいい。そしてそのまま寝るんだな。


おやすみ。



てんこもり

ツイッターにはなんだか書ききれないと思って、ブログ始めてみました。


昨日の夜は本当にすごい経験したんだ。


まず起きたのが18時って言う、まぁ昼夜逆転してるよなって。

同期から病棟のチーム変えについてラインきてて、1番仲良しのBチームの同期が10月のチーム変えで今度は2人ともAチームで、また一緒になったとのこと。

転職やれやれ応援モードだったけど、またチーム一緒なら話違うわ、戻って来いとのこと。

まぁとりあえず会うしかないな、ってなってシャワー浴びて、新宿に向かった。

お互い甘いものが食べたい意見が一致したから、フルーツケーキが有名なお店に行くことに。


とりあえず、2人ともお目当てだったはずのシャインマスカットのズコット。これ2000円もしてマジか〜ってなったけど誘惑に勝てず注文して、ばくばく食べてほんとにすぐなくなった。また食べに行こうってなった。

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お店出て、一駅分歩こうってなって、新宿からビル街を歩き始める。


金曜の夜だから、どこに行っても酔っ払い。あっちこっちで潰れてる人達、陽気な人たち、新宿独特のゴミの匂い。都会って感じがめちゃくちゃして、少し苦手だったりするけど、みんなお酒飲んで楽しそうな雰囲気で好きだな。

ビル街歩いてたら、ほんとに漫画とかドラマに出てきそうな屋台のラーメン・おでん屋さんを発見。割とお客さんもいる感じ。


え、どうする?ってなって、やっぱ入るっしょってなって2人で初屋台デビュー。


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おでんを注文して食べた。正直味は、美味しくもなく、不味くもなく。

2人できゃっきゃきゃっきゃ言ってたら、隣に座ったおじさんが声かけてきた。

日本人、めずらしいね。屋台初めてなの?ファーストタイム?

いや、待って、ルー大柴的なやつきたよ、と思いながらおじさんの話を聞くと、向かいに座っていたお客さんたち、みんなタイや中国の人とのこと。ここの屋台はほとんどの客が外国人観光客らしい。

お姉さん、出身は?と聞かれたため沖縄ですというと、オー、アイランドピーポーと言われる。

え、おじさんどこの人なんですか?って聞くと私もアイランドピーポーと言われる。

思いつく限り、奄美大島佐渡島、とか色々いうけどノーの一点張り。

いやどこだよ、って2人でなってたら、もっと海を渡れと言われて、あ〜Hawaii〜ってなって、あ、ルー大柴的なやつの理由それな〜となる。


変なハワイのおじさん、お名前はキースさん。ここの屋台の常連さんだそうで、屋台のお兄さんととっても仲良し、ほとんど毎日いるみたい。よくよく話を聞いてると、屋台のお兄さんも韓国の人らしく、何この屋台純ジャパ私たち2人だけやんけ。となりながらも4人で楽しくお話ししてた。

キースさん、話してるうちに、私のこととっても気に入ってくれてマイドーターと言ってくれた。まぁハワイの人だけあってそこそこ沖縄臭がすごい。だから近しいものを感じたのだろうと思い、ご好意をありがたく頂く。

キースさん、何してる人なのかと聞くと、まさかまさかの大学の英語の先生。日本の大学生スクリプト書けないね、ゆとりだめね!って、ゆとりどっぷりの我ら、怒られる。

とかなんとか、お話ししてたら、急に私の横で呪文を言い出すキース。おいちょっと待て、怖いぞ、となっていたら、屋台のお兄さんが始まったな、と一言。

ビビってたら急に、三角・丸・四角・ハート何がいい?と聞かれ、じゃあ四角、と答えると、自分の両頬を指で触った後、私の顔の前で四角を空中に指で書いた。

そしたら、その四角になぞって、風が吹く感じがする。え、怖い、ってなってたら、次はハートね、と言って、また顔の前でハートを指で描く。そしたらまた、ハート型に風が吹く。

2人ともやってもらって、やっぱりその指でなぞった形通りに、風が吹く。なんだこれ、意味がわからん。

そしたらおもむろに、今度は頭を触り始めるキース。おいおい、何する気だよと思ってたら、急に髪の毛引っ張られた。

いや、痛いんですけど!髪、引っ張らないでよ〜って言ったら、え、まりなキースさん今まりな触ってないからと言われる。

おいおいおい、待て待て待て。

確かに絶対髪の毛引っ張られた。でも外で見てた人は、触ってなかったという。

今度は同期に同じことやるキース。うわ、引っ張られてる、って同期が言い、髪の毛が動くのをこの目で確認する。でもキースの手は、もちろん同期の頭には触ってない。

もうここから理解に苦しむ。なんで?と聞くと、そういうパワーがあるの、とだけ。

わたしは、そういうの今まで全く信じてなかったからとにかく驚きの一点張りでリアクション芸人していた。

また来なよ、もうマイドーターだからまたいっしょに飲もう、Facebookで友達なってメッセージちょうだいといわれて、その場で繋がり、初屋台にして、おじさんと友達になった。そしてキュウリとズッキーニをお土産でもらって帰るなんともシュールな屋台デビュー。


そして2人でよくわからないけど、なんか楽しかったなと話しながら、病院の最寄りまで歩いて帰る。

終電がないから、私は1時間かけて歩いて帰る予定だったが、同期の提案でファミレスで始発まで時間潰すことに。散々、同期の話やら、チームの話やら、積もる話をたくさんしていたら、始発の時間に。


ファミレスを追い出され、始発まであと5分だけ時間を潰すために、路上で話していると、ガタイのいい外国人が1人、こちらを凝視しながら、横を通り過ぎていく。

するとその外国人、50mくらい歩いた後、急に踵を返してこちらに向かって歩いてくる。

なんだか直感的に、これはやべえ、逃げろ、となり、慌てて近くのファミマに逃げ込む。そしたら、そいつもファミマの中に入ってくるもんで、2人とも焦ってファミマの中で、防犯用の鏡を見ながら相手の位置を確認しつつ、棚の隙間を縫って逃げる。なんか映画の中で追いかけられてる主人公のような緊張感が漂ってた。

でも私たちに何をするでもなく、声をかけるわけでもなく、こちらをただ見ているあいつ。正直それが1番怖い。何か言われたり、めちゃくちゃ走って追いかけられたなら、すぐ通報するのに。こちらの様子を伺ってる感じがすごい。

すると今度はファミマから出て行き、店の前でこちらをずっと見ながら、私たちが店から出るのを待っている。10分くらいはいただろうか。

もうとんでもない恐怖に襲われる。けど、何をされたわけでもないから、助けを求めるのもできない。少しすると、その場に居づらくなったのか、そいつが歩いていくのを確認して、外に出て見た。すると店から100m先のところにいて、こちらをずっと見ていた。

目が合い、恐怖を感じて、死角になるところから路地に駆け込み、とりあえず2人で猛ダッシュする。

同期は新宿に詳しいので2人で路地という路地を猛ダッシュで曲がり、そいつを巻いた。


仕方なく別の駅から帰ることに。それでもお互い家に着くまで気が気じゃない感じで、ものすごい怖い経験だったな、と後からになって思う。家に着いた時の安堵感がものすごかった。

ちょっと都会ナメてたわ。東京怖い。


と、なんだかてんこもりの一日、というか夜。

忘れないようにブログに書いておく。